今回は日本が英国と画期的な航空機搭載用の
レーダーを共同開発するという話題です
防衛省と英国国防省は、将来的に戦闘機に
搭載することを見据えたレーダシステムに関する
共同研究を開始しました。
従来のレーダシステムは、一本の細いビームを
一定の間隔で異なる方向に振り向けることにより、
順次探索を進めていくものです。
これに対し、本共同研究は、多数の受信ビームを
同時に形成することで広範囲を瞬時に探索する
ことを可能とするものです。
このような航空機搭載用レーダシステム技術は
他国でも実用例がありません。
この技術を確立することにより、将来的に
戦闘機の索敵能力を大幅に向上させることが
期待されます。/防衛装備庁
これまでも防衛装備庁では弾道ミサイルなどへの
対応のため、複数の空中線からの信号を合成する
MIMO(Multi-Input Multui-Output)レーダや
室内の様子がわかる壁透視用レーダなどを
開発していましたが 今回の研究課題も
すごい高度な内容です
Phased Array Radarフィーズドアレイレーダーは
アンテナの回転ではなく 位相をずらすことで
放射するビームの方向を変えていますが
このマルチ受信ビームレーダーがあれば
詳細は不明ですが 従来式のレーダーで
RCS値の低い目標にも ある程度は対応
できちゃう可能性も・・
それから大切な点はF-3開発に関してAAMと
レーダーそしてエンジン関連のロールスロイスと
いったイギリス系との共同開発
胴体等がロッキードと共同開発いう方向で
進んでいくことになる模様です
※空中線←アンテナの業界用語です
あと この業界ではレーダーはレーダ
レーザーはレーザと表します
過ぎし幾多の空中線~♪ なんて・・
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