今回はウクライナが待ち望んでいた兵器類
特にAFV/装甲戦闘車両が数多く 支援のために
輸送されていると思われる様子から見ます
まず注目すべきはポーランド国境で多くの戦車輸送が
見られたという報がありました
これはトランスポーターで輸送されるポーランド製の
T-72M1と思われます
ただM1を取得したとのことで更新の動きかもしれません
fnnより
それと別報で チェコからの貨物列車にもT-72MBTや
BMPなどが積まれているのが映っています
年式的には ちょと薹が立っていますが
これなら使い慣れているAFVなので整備後は
すぐに戦列に加わるでしょう
一方でロシア軍も撤収させた部隊の再編に
いそしんでいる模様です
まずハルキウ攻防に参加して指揮官の
Дениса Курило デニス・クリロ大佐を
始め兵員の約30%を失ったとされている
200-я отдельная мотострелковая бригада
第200モーターライフル旅団の再編を進めているようです
またブリャンスクとクルスク方面で
戦闘を行っていた部隊も人員の再補充を
進めている模様です
それとウクライナ側の分析ではロシアが投入した
ワグネル民間軍事会社等の傭兵部隊は量的に少数であり
大きな脅威とみなしていないとのことです
また未確認情報ですが ロシア軍は占領を
続けているオデッサに近いヘルソン市から
撤退する準備をしているかもしれません
これはウクライナ軍の南進に備えて クリミア側の
国境の備えを固めるためという見方をしています
ウクライナ軍は 今回の戦いでかなりの数に及ぶ
ロシア軍装備を鹵獲している上に 冒頭に載せた
ような使い慣れた旧ソ連製の装備に加えて
最新のジャベリンなど支援の兵器も追加増強されます
こうした新たな戦力をもってロシア軍支配地域の
多い南部方面でヘルソンや包囲攻撃に晒されている
マリウポリを解放できれば 戦局は決定的となり
終戦も視野に入ってくる可能性もあると思われます
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