高性能を誇るドイツのレオパルト1MBTが
ウクライナへ供与される話が進んでいます
ドイツの兵器メーカーであるラインメタルは、
使用済みのレオパルト1戦車をウクライナに
納入する準備ができています。
「最初のレオパルト1は6週間で配達できます」と
ラインメタルCEO、アーミン・パッパーガーは述べています。
譲渡の前提条件は、ドイツ連邦政府の承認です。
パッパーガーCEOによるとラインメタル社はウクライナ軍に
最大50両のレオパルト1を供給できると述べています
車両の状態は現在チェック中です。
輸送はRheinmetallItaliaの子会社を通じて
行うことができ、最大3か月以内に行うことができます。
パッパーガーCEOによれば、ウクライナ軍が
(NATO採用の)装甲車両の使い方を学ぶのに長い時間が
かかるという主張に対して 軍での操縦訓練のある者なら
数日でレオパルト1を操縦できるように訓練できる
としています
この他にも クラウス・マッファイ・ウェグマン社が
ウクライナに100基の自走榴弾砲Panzerhaubitze2000を
供給する提案をしているとのことです
DerSpiegelなどより
レオパルト1は強力だったティーゲルの末裔で
戦後の各国の戦車開発に大きな影響を与えました
長く使用されたのでバリェ―ションが豊富で
レオパルト1A5からは105mmライフル砲を
120mm滑空砲に換装し FCSなども近代化しています
勢いのあるウクライナ軍に このレオパルト1が
加われば鬼に金棒といえるでしょう
ただ使用砲弾なども違うので予備パーツや
弾薬類も相当に必要となるでしょう
続いてはマリウポリからの守備軍の苦境の様子です
第36海兵旅団の上級将校の1人がマリウポリから
実際の状況を説明したこのテキストは4月11日に
公開されました。
「第36海兵旅団からの手紙」
戦争が始まってから47日間、
我々はマリウポリを守ってきました。
私たちは飛行機から爆撃され、大砲、戦車、
その他の銃器から射撃されてきました。
海兵隊は1か月以上の間、弾薬を補充せずに戦いました。
食料なし、水なしで戦い、水源がほとんどなく、
(兵士は)集団で死んでいきました
負傷者は旅団のほぼ半分に達しています
弾薬が不足しているとのことで、状況は非常に
難しく、サポートはありません。
B/C(弾薬)がなければ、防御することができず、
敵は徐々に我々を「アゾブマッシュ」に押し込み、
包囲して破壊しようとしています。
B/Cが残っていないので、今日はおそらく
最後の戦いになるでしょう。
最後は、白兵戦で。
親愛なるウクライナの人々。
次に何が起こるかわかりませんが、海兵隊員のことを
優しい言葉で覚えておいてください。
そして、物事がどのように展開しても、海兵隊の悪口を
言わないでください。
以上 抜粋
このように彼らの悲壮なる決意が縷々切々と綴られています
この部隊はロシアのクリミア侵攻から撤退した
部隊によって2015年に結成されました
第36独立沿岸警備隊、第1および第501独立海兵隊から
成っています
文中のAzovmashとはドネツク地方のマリウポリ市
で最大の機械製造企業のことでしょう
恐らく この大きな建物を最後の砦として
第36海兵旅団の残存戦力が立て籠っている
と思われます
包囲攻撃はかつては防御側が絶対的に不利だった
んですがWW2以降は 空中投下による補給が可能と
なったのでかなり長く持ちこたえられるようになりました
なんとか補給がつけばとおもうんですが
このままでは 硫黄島のようになる可能性もあります
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