米軍の新型兵器を次々と開発しているDARPAが
新たな巨大輸送機のコンセプトを打ち出しました
また日本の極超音速滑空体についても見ます
DARPA Liberty Lifterプロジェクト
新しいX-planeコンセプト機として
Liberty Lifterを発表しました。
これは、最大10,000ftまで飛行できる
低コストの長距離水上飛行機です。
海上での戦略的および戦術的なリフトが
可能な長距離、低コストのX-planeを設計、
構築、および飛行することにより、
運用ロジスティクス機能の飛躍を実証しました。
新しい車両コンセプトは、海からの革新的な
重空揚力能力を証明することにより、既存の
貨物機を拡張しようとしています。
「この新しいDARPAプログラムによって
構想された革新的な進歩は、拡張された
洋上作戦を行える新しい機能を持った
X-planeデモンストレーターを紹介します。」
DARPAの戦術技術局 AlexanderWalan
Liberty Lifterは、非常に大きく
重い荷物を高速かつ柔軟に運べる能力と
水上で離陸/着陸する能力を組み合わせます。
その構造は、乱れた海面に近い高度での
制御された飛行と中高度での持続的な飛行の
両方を可能にします。
さらに、この飛行機は低コストの設計で
構成されます。
拡張海上運用:離陸/着陸時の波の衝撃荷重を
低減する低速での高揚力能力と、波力を吸収する
革新的な設計ソリューションを作成することにより、
荒れた海の状態での運用に重点が置かれます。
本格的な手ごろな価格の生産:建設は、精巧で
軽量なコンセプトよりも、低コストで製造が容易な
設計を優先します。
材料は、従来の航空機製造のものよりも手頃で、
大量に購入できる必要があります/DARPA発表
自分も ここのところ地面翼効果に興味が
あって色々と調べていたので この動画を見たら
「ほ~ そういきますか」とか
「ほ~ それもいっちゃいますか」などと
ついつい 二ヤついて見てしまいました
この機体は純粋なWing In Ground-effect vehicle,
WIG/地面翼効果機ではないです
#Groundeffect は正確には高度hが主翼幅の半分程度を
飛行する時に発生します
この機体は応用型というか 上昇して飛行機としての
機能も持っています
その為の特徴のひとつが翼端の機能です
ここが可動して 位置を下げると水中に潜って
荒れた海面などでも機体の安定性を増す
そして位置を上げるとスパンが延長されて主翼面積が
拡大することにより飛行時の揚力も増すという工夫でしょう
#航空万能 いや #万能の航空機 ですかねww
もっとも胴体の処理なんかは過去にいくつも出ている双胴型で
ノーズドアの処理なんかも かつてあった #コンヴェアR3Y
トレードウィンド当たりを彷彿とさせます
この手の機体はバンク角の問題がつきまといます
また翼端のギミックの強度と重さも課題でしょう
DARPAがどう解決するか 見どころのひとつでしょう
まぁ 航空なんとかというなら この程度の航空機のネタは
のせてもらいたいもんですなぁww
続いては いよいよ日本も極超音速滑空体の実験が行われます
観測ロケット S-520-RD1による
超音速燃焼飛行試験
特に重要なスクラムジェットエンジンのテストです
これはインテークから導入したエアが超音速のまま
燃焼室に入り燃焼するM5以上に最適のエンジンですが
米国でさえDARRPAが開発中の空気呼吸式の
#極超音速ミサイル ( #HAWC )のテストが成功して
さほど経っていません
お悩みコ~ナ~
ところで この画像はJAXAが発表したものなんですが
空気吸い込み式と書かれています
これは #Airbreathing の訳なんですが空気呼吸式といい
いまひとつ和訳がかっこよくないんですよねぇ
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