ロシア軍の息切れから やや戦況が膠着していた
東部方面で再び動きが出てきそうです
ロシア軍がプーチンから9月15日までに
ドネツク地域の行政境界に侵攻するように
命令を受けたとのことです
ドネツクやムィコラーイウとった地域にある
支配地域を攻撃起点として準備している模様です
一方でウクライナ側はゼレンスキー大統領が
東部ドネツク地方 ドブロピリア、セリドヴェ
ミルノグラード、ポクロフスクの4つの
都市軍事行政権を制定しました。
国家元首令第 620/2022 号
「戒厳令の法的体制について」に従い、
大統領は以下を制定することを決定した
ドネツク地域のポクロフスキー地区
ドブロピリ市軍事行政。
ミルノグラード市軍事行政。
ポクロフスキー市軍事行政。
セリディフ市軍事行政、
ウクライナ軍参謀総長であるドネツク州行政局は、
軍事政権の形成に関連する措置を実施される
この法令は、その発行日に発効しました。
このように最もロシアの支配地域の広い東部でも
ウクライナ側が着実に奪回を進めている証左といえます
続いてはUAVの話題について見ていきます
今回の戦争でもっとも認識を新たに
したのが軍事用UAVでしょう
それまで主にスカウト用など補助的な
役割しかないと思われていた #軍事用UAVですが
攻撃において大活躍をしています
特に名を馳せているのがトルコのバイラクタルです
2023年に初飛行を予定している #Kizilelma #キジレルマ
(トルコ語で赤いリンゴ)という無人機です
Kizilelma の詳細はまだ不明なんですが
最大戦闘半径は 925km 実用上昇限度は35,000ft
最大離陸重量は6tで そのうちペイロードは1.5t
最大で5時間は滞空可能とされています
機体そのものはシングルエンジンで十分な
翼面積を持ったクリップドデルタ翼機です
カナードと立った尾翼はステルスとしては
やや逆行しています
ダイバーターレスとかのインテーク部も不明ですが
それでもRCS値は韓国のKf-21なんかよりはずっと
よさそうです
次は撃墜されたロシアのドローンです
ミコラーイウ州上空で、空軍の対空ミサイル部隊が、
#ロシアの無人機カルトグラフ を撃墜しました
これは主翼に多数の偵察用のカメラを載せています
またロシア軍は不足する穴埋めにイランから
#ドローンモハジェル6と「シャヘド」
シリーズの引き渡しを受けたとされ 衛星写真にも
写っていましたが これがどうも不具合頻発という
ことらしいですw
また緊迫する台湾でも 民生とみられる正体不明の
#ドローンに対して実弾射撃を行い撃墜 したとの
発表がありました
#台湾が不明ドローン撃墜
陸軍金門防衛指揮部は中国福建省に近い離島
、金門県獅嶼周辺の制限・禁止水域上空に
飛来した所属不明の民間無人機1機を撃墜したと発表した。
同指揮部によると、無人機は午後0時3分ごろに
発見。守備隊が警告したものの退去しなかったため
、実弾を撃ち、撃墜したという。
防衛区域の安全を守るため、引き続き警戒と
厳密な監視を行うとしている。/中央社
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