今回はヘルソン周辺の戦いを中心に見ていきます
まず州都奪回に向けた地ならしとして
ウクライナ軍による 近郊の橋への攻撃が行われました
更に #アントノフカ #サドヴォ #リヴィウ
のフェリー乗り場も攻撃されています
ヘルソン方面のロシア軍占領地域では、
イングレツ川に架かるダリエフカ橋、ティアギン橋、
ノボヴァシリウ橋の三つの爆破されました
#Daryiv #ダリエフカ橋 は占領された
ヘルソン近くのドニエプル川の右岸にありました
またヘルソンに向かう #スニグリフカ近くの運河
を横切る横断歩道やベリスラフ地区のノヴォケイリ村
とミロボでも高速道路の陸橋が爆破されました
更にアントノフカ、サドヴォ、リヴィウの
フェリー乗り場も攻撃されています
RIA-メリトポールや
Николаевский Ванекによる
このDaryevsky橋は、E58高速道路の一部で
ヘルソン地域の重要な物流でした
ロシア軍はこのルートを使用してIngulets川を
渡って毎日のようにヘルソンとベリスラフを
結んでいたとのことです
この陸橋に加えて フェリー乗り場まで
吹き飛ばされたのでロシア側の交通は
かなり厳しくなったでしょう
また同じく損傷していたケルチ大橋ですが
ロシアの復旧作業は少なくとも 来年の9月まで
完全に機能する可能性は低いと英軍情報部は
見ています
露軍の撤退命令が出たということです
#ロシア軍ヘルソン撤退命令か!?
ロシア国防相は、ウクライナ南部ヘルソン州の
州都ヘルソンからの撤退を命じた 時事より
ヘルソンの露軍に対するウクライナ側の見方
続いて撤退と見せかけているとするウク軍の
分析を載せておきます
ウクライナ軍のグメニュク報道官
ロシア軍が南部ヘルソン州から撤退する
と見せかけ、ウクライナ側の部隊を市街戦に
おびき出そうとしていると主張
ロシア軍が実はヘルソンにとどまっていることを
示す客観的な証拠として 市内を流れるドニプロ川の
左岸(東岸)に置かれた陣地は、右岸(西岸)陣地の
援護に使われるとみられる。
左岸へ移動したのはロシア軍の精鋭部隊や将校らで、
右岸に残った部隊は退避経路を断たれ、最後まで
戦うことを強いられている。
ロシア軍は撤退を偽装することにより、近隣集落での
市街戦にウクライナ軍をおびき出す作戦とみられ
、ウクライナ側もこれに対抗する戦略を立てているという。
これは大いにあり得ることだと思われます
特に左岸に #slobikinline なる防御ラインが
構築されている点も物証といえるでしょう
しかし 逃げ場の無い背水の陣となる右岸に
捨て駒として前衛部隊を残し 左岸に主力が
展開するあたり ロスケ軍はえげつないですな
追記
さすがにこれはまずいということで
ヘルソンからドニエプル川の左岸への軍隊の撤退を
命じた模様です
これで戦闘は左岸に集中することになりました
しかし撤退命令がどこまで本当か まだ不明です
またプーチンは #退却や脱走する兵らを射殺する
#バリア部隊 まで使いだしたようです
もっとも督軍/ #督戦隊 (ギニューではない)と
いうのは古来よりどこの戦場でもあったんですが
21Cの現代戦で蘇るとはちょっと驚きです
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