まず先に取り上げたクリミアと接続する
重要なアントニフ橋への攻撃ですが
相当なダメージがあったようです
まずロシア側はクリミアから橋など建築系の専門家を
呼び寄せて損傷したアントニフ橋を修理することを
余儀なくされました
さらに別の簡易な橋も設置しようとしているようです
ヘルソン地域評議会のYuriySobolevskyi初代副議長
によれば ロシア軍はヘルソンの近くにポンツーン
交差点を建設することを計画しています。
そのためにドニプロのいくつかのセクションの調査を
実施したとのことです
ハイマースなどで弾薬庫等の備蓄施設が組織的に
破壊されている上に このクリミア半島からの
動脈が絶たれたら ロシア軍の顔は真っ青になるでしょう
炎上するロシア軍のムスタ自走りゅう弾砲
続いては総力戦で挑んでいたロシア軍の東部方面での
戦いですが 投入されていた傭兵部隊ワグネルにも
甚大な損害がでた模様です
これは英国国防省による分析ですが民間軍事会社
ワグネルは最前線の部隊を強化するために
ウクライナ東部に投入され Lysychansk
ルハカスクやPopasnaya/ポパスナヤなどでの
戦闘では中心的な戦力となったようです
戦死したワグネル兵士が付けていた徽章
しかし それゆえに損失も多く採用の基準を下げており、
以前は「ブラックリスト」にのっていた前科者なども
入隊させている上に 新人のトレーニング期間も短縮されて
いわば即席で投入されているとのことです
ちなみに弊書 ウクライナ-ロシア戦争
実戦の詳細から集結期間の推定まで
にはこのワグネルについて オーナー
などについて詳しく書いています
本書の特徴
ウクライナ軍とロシア軍の目だった兵器と戦術
戦前の予想を覆したロシア軍苦戦の要因
更に義勇兵団から傭兵部隊ワグネルなどについての
最後に過去の戦争についての統計的なデータから
今後の戦争の終結についても網羅しています
もっと軍事記事を見たい方は↓をポチッと協力を願います
ミリタリーランキング