今回はウクライナの新たな戦況から
#日本近海に出没する中ロ艦艇 そして
#巨大イージス艦建造計画 など
盛りだくさんの内容です
#ヘルソン市内に攻撃が届く
まず南部奪還を進めるウクライナ軍の
攻撃により 露軍支配の象徴であった
行政府の入っていた建物が炎上しました
ヘルソン在住の政治学者
ヴォロディミル・モルチャノフ
「ヘルソンでは、占領者のいわゆる「政府」と
裏切り者たちの軍民行政が置かれていた裁判所の
建物に砲弾が飛び込んだ
そのように弾が命中するたびに、私たちの勝利が
近づいてきます」
更に こちらも解放が始まったルハーンシク方面では
ロシアに協力していた検事総長らの執務室の入った
建物が砲撃され 露軍の協力者であるセルヒー
ゴレンコ検事総長が負傷した模様です
続いては日本近海に目を移します
ホークアイ360 が尖閣諸島地域の
暗い船を指す興味深い UHF 信号を発見
まずHawkEye360という無線周波数 (RF)
データ分析会社が発表した情報によると
尖閣海域で中国の漁船とおぼしき船影が
捉えられました
2021 年 9 月から 10 月にかけて
、HawkEye 360 は尖閣諸島の領有権を
主張する日本領周辺のいくつかの場所から
UHF 信号を測位し、そのような信号を
中国の漁船の指標として関連付け
次にそれらの信号を使用して、サイトでの
暗い船の活動を発見しました。
この分析通りなら 中共側による尖閣海域での
実質的操業 日本の固有領土からの魚の略奪行為が
横行している証拠になります
またこうした漁船の中には かねてから
懸念されていた軍事訓練を受けた半漁民
半戦闘員である海上民兵も乗り込んでいると
されています
日本近海に出没する中ロ艦船の動向
9/3、ロシア海軍艦艇3隻及び中国海軍艦艇3隻が
、北海道西方にて機関銃による射撃を実施した後、
9/4に宗谷海峡を東進しました。
9/14、中国海軍ミサイル駆逐艦(ルーヤンⅡ級)
2隻が、沖縄本島と宮古島との間を北西進し、
東シナ海へ向けて航行したことを確認しました。
防衛省発表
そんな中で海防関連の話題として注目されるのが
かつてない大型イージス搭載護衛艦構想です
#大型イージス搭載護衛艦建造計画
#地上配備型のイージスアショアシステム
がポシャったために 新たに造られることとなった
大型護衛艦で 盾として最新の窒化Ga素子を使った
AN/SPY-7(V)1やイージス武器システム(AWS)
による弾道弾迎撃能力などを持ち
更に鉾として開発や配備へのGOサインの出た
反撃能力用の長距離兵装の搭載も想定されています
しかも洋上要塞としてのフル装備として
一説には2万t近くに巨大化するのではないかとも
言われています
もし2万t程度というのなら あの弩級で有名な
#戦艦ドレッドノート が常備排水量18,110t
満載排水量21,845tです
また管理者が好きな艦艇でビッグEに随伴する
目的で作られた #原子力ミサイル巡洋艦
#ロングビーチ #USSlongbeach が満載排水
17,525tなのでサイズの参考になるかと思います
しかし もともと陸自予算だったイージスアショア
のゴタゴタがあったとはいえ 航空機搭載以外に
まさか ロングビーチのような大型艦艇が保有できようとは
海自としては瓢箪から駒だったといえるでしょう
問題は予算か
満載排水量1万tクラスの #まや級護衛艦
が1700億円程度とされています
この新型艦を仮に"たかちほ"とでもしておきますが
たかちほは恐らく まや級の3倍 5000億程度は
かかる可能性があります
今後の無人機や対艦ミサイル 高エネルギー兵器の
発展等を考えるとどうなのか
ただ米海軍も対テロなど想定だった高速型の
#沿海域戦闘艦 (LCS)コンセプトに見切りをつけて
大型艦との戦闘を想定した方向に向かうとの見方もあり
#戦闘艦艇の将来 を占うことにつながるかもしれません
お知らせ
軍事/有事に強い経済学
ページ管理者の経済系メルマガです
戦争などが絵空事でない現在の状況下で軍事やテクノロジーに
関して経済や投資などの参考となる情報を月一でお届けしていきます
AN/SPY-7には窒化Ga素子が使われていますが
日本の酸化ガリウム素子も負けていませんよ
第2回目はそうした最新の #酸化ガリウムチップ開発
に関したメルマガ記事です よろしく願います
↓ こちらから試し読みと購読が
できますのでよろしくお願いいたします
もっと軍事記事を見たい方は↓をポチッと協力を願います
ミリタリーランキング
#中国 #安全保障 #ミリタリー #ニュース #欧州 #技術 #テクノロジー #technology