東部戦線で2022年末にロシア軍の大きな
作戦が頓挫していたことが判明しました
その前に まずウクライナ軍の攻撃の様子から
見ていきます
#ザポリージャ方面のヴァシリフカ
にあるロシア軍司令官のオフィスがある建物に
攻撃を加えました 複数のロシアのメディア
この攻撃により死者と負傷者がいるとされて
いますが 司令官に傷を与えたかどうかは不明です
#ドネツクで3日間でAFV12両破壊
ウクライナ国家警備隊 NGUが2023年の幕開け
の3日間でドネツク地域だけで12両のロシア軍の
装甲歩兵車両を破壊しました。
ウクライナ内務省
「空中偵察、UAV、および防衛軍諸部隊との
協力で、侵略者が私たちの防御を突破しようと
している12両の歩兵戦闘車が破壊されました」
Антикор
ヘルソンでもウクライナ軍がロシア軍の弾薬庫を
複数吹っ飛ばしています
ここからは激戦の続くバフムートに関する話題です
国防軍司令部から2022年末に近郊で大きな
戦闘があったことが明らかにされました
ウクライナ国防軍は12月26日までにソレダーを
占領し、ドネツク地域のバフムートを包囲すると
いうロシアの計画を阻止することに成功したと
23年1月4日に発表しました
#ウクライナ地上軍総司令官 #Syrskyi #シルスキー大将
「敵の計画を妨害することに成功ししましたた。
力と手段の点で敵が優勢であるという条件でも、
彼らは、12月26日までにSoledarを占領し、
Bakhmutを取り囲むという、彼らの命令に
よって設定された任務を果たすことができませんでした
同時にロシア軍はドネツク地方の国境に侵入する
計画を放棄しませんでした。
#アルチョモフスクと書かれているのがバフムートです
その隣町がソレダーッ! 詳しくは記事の終わりを見てください
私たちの陣地に対する多数の攻撃は大晦日で
も続き、新年の最初の3日間で敵対行為の
激しさは徐々に増しています」Hobnhn
また年末にバフムートを訪れたブダノフ少将は
以下のように言っています
Kyrylo #Budanov 少将
「私の理解によれば、バフムートはもはや
都市としては存在しません。
特定の地域は、間違いなく再構築の対象ではありません。
私は建築家ではありませんが、この都市は
再建するよりもゼロから構築する方が簡単です。
占領者は都市全体を居住不能にしました。」
ICTV チャンネルとのインタビュー
#なぜロシアはこうまでバフムートに固執するのか?
都市として存在しないという厳しい状態です
しかし 戦略的にそれほどに重要な町でしょうか?
東部での補給線うんぬんの話もありますが
これほどの損失を出し続けても攻め続けるほどの
理由でしょうか?
これは自分の勝手な推測ですがバフムートの持つ
歴史的背景に大きな意味があるように思えます
#バフムートの持つ歴史的背景
18世紀のピョートル1世に対するバフムート
コサックなどの反乱
20世紀のドネツク-クリヴォログ
ソビエト共和国とオーストリア-ドイツ軍の
支援を受けたUNR軍のドネツク部隊との闘い
連邦崩壊後はウクライナに帰属したが2014年
4月にロシアに支援されたドネツク人民共和国に
攻撃される
2015年にロシア的な #アルチョモフスク
から本来のバフムートに戻る
この様にバフムートにはウクライナとロシアの
累代の遺恨が重なっているわけです
攻撃目標を個人的に指定するのは独裁者のやり口です
こうした経緯が #戦犯プーチン の固執を
生み出しているんじゃないかと考えています
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