当サイトでもロシア軍の損耗率はガダルカナルを超えていると
書きましたが 英軍もロシアの損失の多さを指摘しています
ロシア軍の死者数について、ウクライナ軍は
22日時点で2万9千人と主張。
英国防省は4月25日時点で1万5千人と推定している。
ロシア国防省は3月25日に1351人と発表して以降、
新たな数字は発表していない。
更にロシア軍は貧弱な低レベルな戦術、
限られたエアカバー、柔軟性の欠如、そして失敗と
繰り返しのミスを強化するために準備された
コマンドアプローチの組み合わせなどが
この高い死傷者率につながり、ドンバス攻勢で更に
上昇し続けています/英国防省発表より
アフガ二スタン紛争は1978年-1989年の間でしたが
旧ソ連が直接的に軍事介入したのは1979年からで
1989年の撤退まで10年間も居続けたことになります
このムジャヒディーンとの戦いでソ連軍は公称で
戦死者や戦傷死亡者など合わせて15000人
負傷者54000人程度としています
これは120ヶ月で一万5000人戦死ですから
ひと月平均で約125名
3か月間で375名という数値です
一方でウクライナとの戦争3か月間で1万5千人は
ひと月平均5000人
つまり アフガン戦での実に40倍もの人的損失を
だしていることになります
これで経済的な締め付けが続けばロシア国内での
プーチン打倒の機運は必ず大きくなってくるはずです
ウクライナは停戦拒否
ロシアがウクライナ東部ドンバス地方で攻勢を
強める中、ウクライナは停戦や譲歩はしない姿勢を示した。
ウクライナのポドリャク大統領府顧問はロイターの
インタビューで、停戦に合意する可能性を排除し、
領土の譲歩が絡むいかなる合意も受け入れないと言明。
「(譲歩しても)戦争は終わらない。
しばらく休止されるだけだ」とし、「ロシアはより
残忍で大規模な攻撃を新たに仕掛けてくる」との見方を示した。
これはその通りだと思います
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おまけ記事
アフガン紛争に関しては管理者は徳間から
でていた"戦場は僕らのオモチャ箱"
という本の現地取材がとても良かったと思います
図表も豊富でいまでも一読をお勧めします
映画好きなら"レッドアフガン"がおもしろいですよ