今回はマリウポリ包囲戦のことを中心に見ていきます
まず全体の戦況からです
ウクライナ国防省によるとキエフ市方面では
主要道路と集落を支配するために北西と東からの
防衛を突破しようとしていたロシア軍が撃退され
南部ではクリヴィー・リフ、ザポリージャ、
ムィコラーイウの各都市での防衛活動の組織化、
海岸の特定の地域の維持、重要なインフラの
防衛に集中しています。
ドネツクとルハンシクの方向では1日で5度に
わたる攻撃を撃退したとのことです
さらに原発に関して良いニュースもあります
チェルノブイリ原発の職員が住む北部
スラブチチのフォミチェフ市長は28日、
スラブチチからロシア軍が撤収したことを
明らかにした。
フォミチェフ市長は26日に露軍に拘束されたが、
住民による抗議デモの後、解放されており
以下のようなメッセージを発しました
今日この街から撤収した。彼らは現在、
スラブチチにはいない」ロイターなど
もっとも山火事が発生したようで
それはそれで懸念されます
ところで包囲攻撃を受けているマリウポリの
惨状は毎日 報道されています
ただし 包囲攻撃しているロシア軍側の
攻撃参加部隊の損害も想像以上のようです
具体的には黒海艦隊に所属する海兵遠征部隊で
ある第810独立警備海兵旅団では まず司令官が
戦死しました
810-й отдельной гвардейской бригады морской пехоты
第810独立警備海兵旅団
Алексей Николаевич Шаров командир
アレクセイ・ニコラエヴィッチ シャロフ大佐が
マリウポリで亡くなりました。
このシャロフ大佐は2021年にセヴァストポリに
駐屯していた第810旅団の指揮官に任命されて
いましたがマリウポリで指揮を執っていた時に
狙撃されました
Владимир Криволапов,
また同部隊のウラジミール・クリボパロフ大佐も
打ち取られています
クリボパロフ大佐は2014年から同部隊配属されていました
Николая Ефимова.
ニコライ・エフィモフ
またエフィモフ通信隊司令も戦死しています
これだけ高級将校が戦死している第810独立
警備海兵旅団の指揮系統はほぼ壊滅状態とみられます
大量のロシア兵のドッグタグ
この他にも あるロシア軍戦車部隊の指揮官は損害と
装備の多くを奪われたことから自殺した
それから某大佐は 部下に戦車で轢かれた後に死亡した
といった話も伝えられており ロシア軍の混乱ぶりは
日に日に混迷の度合いをしてきています
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