#ウクライナ軍による南部奪回作戦 ですが
過去に取り上げてきたように 兵站ルートの
遮断や弾薬備蓄施設が破壊されています
その一環としてドニエプル川にかかる
複数の橋が攻撃目標となっています
まずヘルソン近くに架かるアントニフ橋ですが
さらに攻撃が加えらました
前回は穴がいくつも空いていましたが自動車程度なら
通行可能でした それがこの新しい画像では
一部が完全に断ち切られているようにみえます
陥没が広がって崩落寸前の橋の様子
かなり限定した箇所に集中的に打撃できるのは
ウク軍の攻撃精度の高さをものがったています
この他の橋にも攻撃が行われています
7月24日、ウクライナ軍がNovokakhovskaya
がノバカホフカ水力発電所のダムに架かる
橋を攻撃し、道路に損害を与えました
こちらはまだ、乗用車は橋を渡ることができます。
この攻撃はロシア軍側も認めています
一説ではHIMARSが使用されたとするものもありますが
未確認です
アメリカ戦争研究所(ISW)の発表によると
ヘルソン市につながった3つ目の橋もウクライナ軍の
攻撃により損傷したとのことです
これでロシアが管理するすべての橋が
損傷したことを示しています
また先にロシア側の輸送施設を攻撃したとする
発表がありましたが詳細が分かりました
7月24日の夜、ウクライナのパルチザンは、
メリトポリの北30kmにあるザポリージャ地域の
ノボボグダニフカ近くでロシアが管理する
ヴァシリフカとトクマクを主要鉄道線路から
メリトポリまで遮断する鉄道ジャンクションの
鉄道を爆破した。/Ukrinform
逆包囲もあり得るか?
クリミア半島と接続する橋がすべて通行不能となれば
ヘルソン方面のロシア軍は いわば背水の位置を
とった状態となります
東部との連絡しだいでは 支配しているロシア軍の方が
逆にウクライナ軍に包囲される可能性もでてくるでしょう
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