8月9日火曜日、ロシア支配地区のクリミア半島
ノボフェドリフカ航空基地で大きな爆発が
あったことはもう周知のことでしょう
しかし この大爆発については情報が
錯綜していますので 詳しく見ていきます
ロシア国防省の声明では「8月9日午後3時20分ごろ、
ノボフェドリフカの集落に近いサキ飛行場の敷地で、
複数の航空弾薬が爆発した」
爆発で1人死亡 5人が負傷した
ロシア国営メディアRIAノーボスチ通信
これが第一報でした
重要な点は 現在ロシア軍が使用している
サキ航空基地と併設されている弾薬備蓄倉庫で
ほぼ同時に爆発が起きている点です
報道された大爆発シーンはこの弾薬備蓄倉庫のものです
Su-24と思われる残骸
このサキ航空基地にはSu-24MR フェンサー攻撃機
Su-30SM戦闘機を装備したロシア空軍の
第43戦闘航空連隊が駐屯していました
基地内において破壊されている航空機の画像が
発表されているので この第43戦闘隊にも相当な
損害がでている可能性があります
どうして爆発したのか? 情報が錯綜している
それでウクライナ軍の攻撃ならすっきりするんですが
ちょっとはっきりとしません
ウクライナ高官が 協力しているレジスタンスに
よる破壊活動の可能性に言及しています
それに対してロシア国防省はロシアの空軍基地で
爆発があったものの攻撃を受けたのではなく、
保管していた弾薬が爆発したためだと発表しました。
ロシア国営通信は国防省関係者の話として、
弾薬の安全管理ができていなかったことが
爆発の原因だと報じています。
しかし そうするとロシア軍は弾薬管理も
ろくにできてない マヌケな軍隊だと認める
ことになりますなぁ (・∀・)ニヤニヤ
長射程兵器を使ったのか?
ウクライナ側の歯切れが悪いのは確定的情報では
ありませんが 長射程のAGM-88 HARMが使われたため
ロシア領内に打ち込まないという約束との
兼ね合いからではないかとする向きもあります
ノボフェドリフカ航空基地はクリミア半島の
この位置にある
AGM-88 HARMはレイセオン製
空対地ミサイルで ベトナム戦争などでワイルドウィーゼル
などで使われたシェライクの後継にあたるミサイルです
これが米国から供与されて8月8日に米国のコリン・カール
国防副長官がウクライナへの対レーダーミサイルの
供給に関する情報を公式に確認しています
クリミアはウクライナ領というアピールw
このミサイルのレンジは約150kmもあるので
かなり強力な攻撃力となります
それでウクライナ側からもクリミアはロシア領ではなく
もともとウクライナであるというアピールがなされていますw
その外にも ウクライナ軍はあちこちのロシア軍の
弾薬備蓄施設を攻撃しています
ヘルソン地域では、ウクライナ軍がクリミアとの
国境にあるノヴォレクシーエフカ村の敵の弾薬庫と、
スカドフスキー地区にある第 217エアボーン連隊の
指揮監視所を破壊しました。
これは、南部作戦司令部の広報によって報告されました。
「ノボレクシーフカにある別の弾薬庫と、
マクシム・ゴーリキー村の地域にある敵の
第217パラトルーパー連隊の大隊戦術グループの
指揮監視所が破壊された」と報告書は述べた。
さらにアゾフ海沿岸のロシア支配地区のキリリフカでも
ロ軍施設が吹っ飛ばされました GJ!
こうしてみるとウクライナ軍の射程の伸びが
顕著なのがわかります
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