今回は戦場を離れますが それなりに血なまぐさいです
ロシアとウクライナ両国で 政府と関係している人物の
他殺や自殺と思われる案件が幾つもおきています
まずロシアではプーチンの影の参謀格だった者の
家族が爆死しました
ロシア公安筋によればモスクワのオジンツォフスキー
地区でアレクサンダー・ドゥギンの娘の
ダリア・ドゥギナが載った車が爆発しました
29歳のDaryaDuginaは、音楽と文学の祭典
「Tradition」フェスティバから帰るために
車を約10分間ほど運転したときに爆発したようです
アレクサンダー・ドゥギンはもともと炎上した
車に乗ることになっていましたが 直前になって
別の車に移ったと言われています
もっぱら狙われたのは親父のアレクサンダーの
方だったとする意見が多いですね
アレクサンダー・ドゥギンについて
ドゥーギン親子
ドゥーギン氏はロシア政府内の正式な肩書を
持つわけではないが、プーチン大統領と親しく、
思想的に大統領に大きな影響力をもつとされる
このため、帝政ロシア末期に皇帝一家に近く、
影響力を持った僧侶グリゴリー・ラスプーチンに
なぞらえて、「プーチンのラスプーチン」などと
呼ばれていた
「ロシアは、欧米とは異なる価値観のユーラシアと
いう独自の空間」だという「ネオ・ユーラシア主義」
を提唱する #ドゥーギンの国家主義思想 が、プーチン氏
の世界観に大きく影響したとされており、ウクライナ
侵攻を正当化するプーチン氏の理論形成にも関わって
いるとされる
自分も右派左派というよりは個人主義的な民族主義者
なんですが 欧米とは異なる #ネオユーラシア主義 は
いいとしても なんでそれがウクライナ支配の口実と
なるのか意味不明ですねw
続いてウクライナでは軍出身の公安関係の
責任者が死体で発見されました
ウクライナのKirovohrad 地域の
セキュリティサービスの責任者である
Oleksandr Nakonechny オレクサンドル・
#ナコネチニー治安局長が死亡 している
のが発見されました。
ナコネチニーは 単なる警官ではなくて
ウクライナ軍で中佐として防諜部門で2年間
働いた後に ウクライナ保安庁/SBUのキーフ
の本部で腐敗防止および組織犯罪部門で10年以上
も働ていたベテランで最終的に大佐となりました
SBUは対スパイや対テロなどを専門とする組織です
その局長が8月20日の夜に自宅で 拳銃で頭を
撃ちぬいた状態なのを妻が発見したとのことです
またウクライナのドニプロペトロウシク地域の
#KryvyiRih /クリヴィー・リフという市の
市長も銃で死んでいるのが見つかっています
クリヴィーリフ市のKostyantyn Pavlov
コンスタンチン・パブロフ市長は8/15に
自宅のベランダで遺体発見され近くに銃がありました
この市長の死は他殺か 自殺かはっきりとしていません
というのも現場は血の海で AKが転がっていました
自殺するのにAKって ちょっとどうなんですかねぇ?
親ロ派の政党所属だったということで 仕置きかもしれません
この二つの市は距離的に近いのも興味深いですね
この他にもロシアのオリガリヒたちも自殺や不自然な死が
多発しているのは周知のことでしょう
ともあれ こうした個々の出来事も戦争という
巨大な構図を形作るピースといえるでしょう
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