今回はロシア側で内部抗争が勃発している
可能性が高いということをみます
まずその前に 遺恨の残るロシア支配地域の
#南部マリウポリで複数の爆発が起きました
攻撃は21日の夜間から22日の早朝にかけて
行われました
マリウポリで、2月21日の夜遅くに連続した
爆発が鳴り響きました
空港と冶金工場の敷地内にあったロシア軍の
弾薬庫への2発の命中があったことが確認されました。
また22日の朝にもマリウポリの市のカルミウス地区
タラキフカ近郊で強力な爆発が記録されました。
Andryushchenko/アンドリュシチェンコ
マリウポリ市長顧問
「合計12回の爆発音が聞こえた。
うちの 2つは間違いなく占領軍の対空防御
でした
マカラマザヤ通り沿いのスラグ山のエリアと
クルチャトバ通りの裏で爆発がおきました
中央地区のマリウポリ空港周辺の弾薬倉庫
への着弾は大きな爆発と確認されました
マリウポリのレジスタンスのすべての成果が
一挙に現れているという印象があります。
マリウポリはまもなく戻ってきます。
ウクライナ軍ZSUに栄光あれ!」
この他に港の18バース第三倉庫にも着弾があった模様です
今回の攻撃の影響がすでに出てきており
マリウポリでの爆発の後、ロシア軍が軍用機を
撤収させています
米国がハイマースなどの弾頭補充を確約したので
ウクライナ側も遠慮なくぶっぱすことができるでしょう
続いて内部抗争に関する話題です
#内部抗争かワグネルとロシア軍が公然と対立
彡 ⌒ ミ 世の中には 〆 ⌒ ヽ だけど
(`・ω・)いいハゲもいる (´ `Д´`) 悪いハゲもいる
#ロシアのショイグ国防相とゲラシモフ参謀総長
がワグネルへの弾薬の供給を拒否しており
#ワグネルを崩壊させようとしていると批判した。
そのためにウクライナ東部ドネツク州の要衝バフムトで
戦うワグネルの部隊に大きな損失を与えていると訴えた。
更に弾薬の供給だけでなく、航空輸送の支援も
行わないよう参謀総長と国防相が片っ端から
指示を出しているとしている
このようなメッセージをテレグラムで
流したわけです
それに対して露軍首脳部側も反論メッセを出しました
これは下院議員でもあるvictor соболев中将です
プリゴジンは何らかの利益を得ようとしていると
かなり苦々しく言っています
今回のこうした応酬は策略では無いと思われます
内部対立をわざと見せて隙を誘うことで押し出させて
出てきたところを待ち受けて叩くといった策略は
陣に籠る相手側を誘い出す場合などで今回のように
攻め込んでからはあまり有効ではないですし
現在のロシア軍にそんな余裕も無いでしょう
しかも この話には伏線があるようです
#先に仕掛けたのはプリゴジン側か
昨年10月に #セルゲイスロヴィキン大将
がウクライナ侵略の総指揮を執る司令官に任命されましたが
たった3か月弱で解任され ゲラシモフ参謀総長が
総司令となりました
このスロヴィキン大将とワグネルオーナーのプリゴジン
そしてチェチェンのカディロフ この最もプーチンに
近い三人が先にロシア軍首脳であるショイグとゲラシモフに
とって代わろうとしていたという話があります
この企てが成功していたらスロヴィキン総司令官の元に
プリゴジンは国防相 カディロフは国家警備隊司令と
なる予定だったとされています
これを聞いたときはどうかなぁ?とおもいましたが
スロヴィキンが異例の短期間で解任されたこと
今回のプリゴジンとロシア軍との対立
さらにカディロフがめっきり静かになっていること
などを勘案すると 割と当を得た話だったとも思われます
ともあれ 我々としてはまた楽しみが増えたということでしょう
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