ウクライナ軍による南部反抗作戦で
大きな戦果がありました
それはある意味で町の解放や敵士官の
殺害より価値があるともいえます
ヘルソン方面のスカドフスキー地区の
ラズルネ村に配備されていたロシア軍の
移動式レーダーサイトである48Y6-K1
「Podlet-K1」を破壊しました。
ここの地元の人によると2日前の18日に
この基地に向けて2発のロケットが飛んできて
弾薬、本部、占領者の兵舎、最新のPodlet-K
レーダーなどすべてが破壊されたとのことです
S-400SAMの誘導システムを構成する
「Podlet-K1」レーダーは低高度のモバイル
3座標 Sバンドレーダーで最大高度100km
最大レンジ300kmの距離にある飛行物体を
検出でき同時に識別できるターゲットの数は
200以上とされています。
どこの国の軍隊でも対空システムは最も高価な装備です
陸自でも 87式自走高射機関砲/ガンタンクなども
高価だったので52両で調達が終っています
ですから こうしたレーダー等の装備を破壊するのは
戦車や装甲車を破壊するのとは価値が違います
続いてウク軍の南部奪回作戦の一環が示されました
ヘルソンのアントノフスキー橋に対するウクライナ軍に
よるミサイル攻撃の結果です
7月19日、ウクライナ軍がドニエプル川を渡る
Antonivsʹkyy Mist/アントニフ橋でミサイル攻撃を
開始したと報じました。
この橋は、ヘルソンと左岸およびオレシキ市を接続し、
ヘルソンからクリミアへの唯一のルートです。
ロシア軍の重要な兵站線となっているアントニフ橋が
攻撃されてボッコボコと最大12個の貫通穴が見え
橋の舗装路面にも大きな裂け目ができています
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