JAXAによりS-520-RD1観測ロケットの打ち上げが
成功しました
有人飛行でもない この観測ロケットのテストに
注目が集まっていたのは 日本が開発を進めている
#極超音速飛翔体のテスト だったからです
飛行速度というのは主に亜音速 < M1
遷音速域/亜音速中で機体の一部が超音速なる
M1 < 超音速/スーパーソニック < M5
そしてマッハ5以上を極超音速/ハイパーソニックと
いいます
( ・ω・)つ 日本の希望の光じゃっ!!
そして極超音速飛翔体は民生ならば #極超音速旅客機
軍用ならば極超音速ミサイルとなるわけです
当サイトはミリ専ですから #極超音速ミサイル
について見ていきます
JAXAからの飛行テスト成功の発表
ぶっちゃけ はっちゃけちゃうと #極超音速飛翔体
は人がのっているか弾頭がのっているかの違いだけと
言えるので 基本的にそのまま切り札となる可能性を
持っています
それで 米中ロなど各国が鎬を削って開発競争を
しているわけで 今回の成功で日本もその
ハイパーソニックレースに正式に参加したといえるでしょう
ミリ界のgameチェンジャーとまでいわれている
極超音速ミサイルですが現在 発射したロケットのみ
加速して極超音速の速度に達したら弾頭部が飛び出す
エアグライド/滑空式と スクラムジェットなど吸気して
エンジンを燃焼させて推進するエアブリーズ式に
大別されます
滑空式は #米国のARRW が数度の失敗の後に
5月と7月に連続して発射テストに成功しています
一方でエアブリーズ式は米国のHAWCミサイルが
一応 テストに成功しましたがこちらは更に
難しい技術と言えます
ですから今回の成功は日本にとって一つの
マイルストーンを達成したといえるでしょう
ロケットに関して言えば日本はデトネーションシステムも
打ち上げに成功していますし 昨日今日 打ち上げしだした
国とはわけが違いますよ
ともあれ米国などに比べて少ない予算と開発規模で
伍していかねばならない日本の航空宇宙分野ですが
これからも知恵と工夫で素晴らしいマシンを
生み出していくことでしょう
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