ウクライナ軍情報当局はロシア第41軍
第1副司令官ヴィタリーペトロヴィッチ
ゲラシモフ少将を7日にハリコフ付近で
殺害したと発表しました
ゲラシモフ少将はロシア中央軍管区第41軍の
参謀長兼第一副司令官でした
またこの戦闘でロシア軍の高級将校にも相当数の
戦死者と負傷者が出た模様です
この他にもロシア第7空輸師団長兼第41軍
副司令官でありスペツナズの指揮も執っていた
アンドレイ・スホベツキー少将もウクライナ軍
スナイパーにより射殺されています
これでシベリア軍管区所属の第41軍/41ОАは
参謀長のゲラシモフ少将と副司令官のスホベツキー少将の
両方を失ったわけです
続いて最新の戦況を見ていきます
ジャベリンの威力か? 転輪からMBTだと思われるが
シャーシまでバラバラの状態
キーフなどで部分的停戦との報がありますが
Черніговаチェルニーヒフ市ならびに
ノーウホロド=シーヴェルシクィイ
(Новгород-Сіверський)
での防衛ラインでは激戦が続けられています
ロシア軍は第2、第41軍、第90TD/第90親衛機械化師団
90-я тд Российской Армии
の各部隊をもってチェルニーヒウを包囲せんとしています。
第74OMSBR/第74独立親衛モーターライフル旅団の主力は、
ポンツーンを再構築して、まもなくデスナ川を渡河しよう
としています
この第90TDや第74OMSBRはチェチェン紛争では
それなりの戦果を挙げた部隊です
一方で気になる報告があります
ウクライナの分析によるとベラルーシ軍の
準備が整っている兆候が見られるようです
特に、Брэст/ブレスト方面には第38旅団
そしてビテプスクに第103旅団からの部隊が
集結しているとのことです
ただし配置や装備等の準備は進んでいても
兵員の士気は低くウクライナ領への出兵は
強く望んでいるようではないとしています
外交面で変化の兆し
ウクライナ軍の厳しい戦いは続いていますが
外交面でやや風向きが変わってきました
恐らく世界的な反発の強さとロシア軍の想定外の
苦戦ぶりからか 中共が欧米と協調すると言い出しました
隣接するアゼルバイジャンもロシアとは距離を
とっています
経済的にもロシアのデフォルトは時間の問題です
もう少し辛抱すれば 戦局の打開も見えてくる
可能性が出てきています
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