断片的ながら重要な情報が入ってきました
ロシア軍の支配地域となっているヘルソン方面の
Chornobaivka飛行場に対してウクライナ軍が
大規模な反撃をしたとのことです
野戦なのでちょっと分かりづらいんですが
この攻撃で駐機していたロシア軍ヘリ30機程度が
破壊または損傷した模様です
またロシア軍の上陸が懸念されているオデッサ
方面ではウクライナ海兵隊によるロシア艦艇への
砲撃も行われています
一方で北部方面ではキーフなどを含む4つの都市で
部分的な停戦合意がなされて市民の脱出などが
計られることになったと発表されました
もっとも履行されるかどうかは不明です
またロシアがウクライナの民間人のために用意した
「人道回廊」に大量の地雷が設置されているのを
赤十字が確認したする情報もあります
破壊されたBMP
更にロシア軍は2/24に敗退したチェルニヒウの
制圧に傾注しており 包囲攻撃を続けています
ここからはマニア向けの話題となります
ウクライナ軍が鹵獲したこれらの
車両はちょっとレアです
これは砲塔などから BTR-Dの派生型の
2S9ノーナ-S 120mm自走砲だろうと思います
ノーナ(НОНА)とは「Новейшее
Орудие Наземной Артилерии
“地上砲兵向け新型砲”」の略字です
レアというのはこれはT-80やBMPなどと違って
ロシア軍にしか配備されていない車両だからです
車体形状はBMDと似てますが 転輪数が違うので
識別できます
またこちらの車両もノーナに随伴して
測遠や射撃統制を行う砲撃制御車両
1V119 Реостат/レオスタットです
DAK-1距離計測器やPOO-9射撃統制装置を
装備しています
これは資料画像 全体の構造がはっきりわかる
これらはロシアの空挺部隊用の装備です
だいたい どこの陸軍でも空挺隊は精鋭と
されてますから それが撃破された
証拠ともいえます
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