今回はウクライナにとっていいニュースと悪いニュースです
まずいいニュースから見ていきましょう
北部方面のキーフ近辺でウクライナ軍の反撃が
続いています
緑色のマークのついているところ
西方のマカリウ(Makariv)市を奪還したのに続いて
イルピン(Irpin)市も解放したとのことです
またブチャ(Bucha)やホストーメリ(Gostomel)では
逆にロシア軍が包囲されつつあるとの報もあります
アフドイルカも激しい攻撃を受けつつも確保されている
こうした動きは米国側の分析とも一致しており、ロシア軍は
キエフ中心部から東方約55km地点まで押し戻されている模様です
またより厳しい状況のクリミア方面でもベルジャンスク港に
停泊していたロシア黒海艦隊所属のの大型戦車揚陸艦「オルスク」
を撃破したとのことで 動画も公開されています
さらに英国からもウクライナに大きなギフトが送られました
英国はウクライナに対し、約6000発の
防衛用ミサイルを新たに供与するほか、
ウクライナ兵士・パイロットへの給与支払いや
BBCの地域報道を支援するために約3000万ポンド
(4000万ドル)を拠出する。/ロイターより
続いて ここからは懸念される内容が続きます
まず NBC兵器への言及が増えてきている点です
ウクライナに侵攻したロシア軍が化学兵器を
扱う部隊をウクライナ領内に投入したとみられる
ことを英情報筋が明らかにした。
米欧などはロシアがウクライナで化学兵器を
使用する可能性があるとみて警戒している。
化学兵器とみられる装備と関連部隊は今月中旬、
ウクライナ東部の国境から親ロシア派武装勢力が
支配するドンバス地方に入った。
その後も東部にとどまっているもようだ。
化学物質を搭載した弾道ミサイルか砲弾
が実戦配備された可能性がある。
また、これらの部隊とは別に、核・生物・化学兵器
(NBC兵器)戦に対応した特殊部隊もウクライナ領内に
入った。情報筋は「いつでも(化学兵器を)使えるよう
準備しているのかもしれない」と述べた/外電より
1995/03/20 カルト教団 オウム真理教による地下鉄サリンテロ
全て体験している稀有の国となる
生物 化学兵器は確かに威力があり
市街戦のように隠れ場所の多い防御側に
有利な戦場において 攻撃側にとっては
有効な兵器です
しかし 使用後の影響範囲などがコントロール
し難くWW1の塩素ガスなどは大気の状況次第で
味方側に流れるなどもしました
また使った場合は兵士らは常に防毒マスクの着用が
必要になり 訓練されているとはいえ不便なことは
間違いありません
更に核兵器についても言及されています
米国は、北大西洋条約機構(NATO)の同盟国と
共にロシアがウクライナ侵攻で生物兵器や化学兵器、
核兵器を使用する可能性に備えている。/時事
「ロシア存亡の脅威あれば核兵器使用ありえる」
ロシアのドミトリー・ペスコフ大統領報道官
米CNNテレビのインタビュー
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