前線における勢いの違いがはっきりとして来ている
ウクライナとロシアですが 増強される兵器類にも
明確な差が見られます
例えばこのAPCは米国の M113装甲兵員輸送車を
オランダでアプデしたYPR-765です
特徴的なターレットを装備していますが
エリコンの25mmを搭載したYPR-765 PRIでなくて
M2 12.7mm装備のYPR-765 PRI.50だと思われます
これはドイツのゲバルトの時にスイスがエリコン製の
弾丸供給をしなかったことからの配慮かもしれません
英国がウクライナへのブリムストーン対艦ミサイルの
地上発射型ランチャーの導入を確認しました
このブリムストーンASMはウクライナ側で
民生のトラックに搭載できるように改造され
今月に入り既に実戦でも使用されている模様です
更に重火器として米国製のM777155mm榴弾砲も
対ロ戦線で使用されていますし M4A1小銃も
ウクライナに届いています
おまけにイタリアによるウクライナへのFH70155mm
榴弾砲のデリバリーも承認されています
第三国で訓練を受けているウ軍兵士は1500人以上
「1,500人以上のウクライナの兵士が既に訓練を
始めており、数日中にパートナーの装備を習得し、
その後インストラクターとして戻ってきます」
例えばウクライナ軍は、スロバキアのズザナ2
自走榴弾砲など その国でさえまだまだ導入中の
新装備の訓練も受け始めている模様です
一方でロシア軍は・・・
このところ損害の報告が多いロシアの黒海艦隊なんですが
唯一の潜水艦がこの"Б-871 Алроса/アルローサ"です
この潜水艦はウォータージェット推進の
改良型の877V型潜水艦(キロII型潜水艦です
そう聞けばきこえはいいんですが建造されたのが
ソ連邦崩壊直前に、ゴーキー市(現ニジニノヴゴロド)の
クラスノエソルモボ造船所で進水したのが1988年8月で
まさにソ連崩壊時という代物です
2019年に改修のためにドック入りしましたが
この危急に復帰するとの観測です
沈められたモスクワも1979進水の老朽艦だった
先に中共が次々と新型原潜を建造しているのを
載せましたが 中ロの共同訓練でもロシア艦隊に
ソ連崩壊時前後のロートル艦が相当数含まれているのに
対して中共は毎年 新造艦を送り込んでいました
ミリ業界でも中共は"餃子を焼くように建艦している"と
揶揄されていましたが この差がプーチンのあせりを
呼んだのかもしれません
"まだロシア軍の戦力のある内になんとかしなければ・・"
こんな想いがプーチンを無謀な侵略に向かわせたのかも
しれないですなぁ・・┐(´д`)┌ヤレヤレ
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